というわけで、今年が45周年。これ、デザインしたのが、当時大学生だったキャロリン・ディビッドソンさんという方です。当時のことを振り返って語るディビッドソンさんの記事があったので、それを紹介してみます。
On this day, 45 years ago, Nike trademarked its swoosh, designed by Carolyn Davidson for $35 pic.twitter.com/UnklzztgBy— Darren Rovell (@darrenrovell) 18 June 2016
ポートランド州立大学で、デザインを勉強していた彼女。ある日、友達と一緒にホールで階段を描いていたそうです。友達に「油絵のクラスをとる?」と聞かれて、経済的に無理と答えました。ダンナさんが海岸警備隊から戻ってきて二人で学生しているので、画材に払える費用がないと。
そんな話をしていた時、青いスーツを着た長身の男性が通りかかります。お金が必要なら、ちょっと手伝わない?と声をかけたこの人が、ナイキの創設者フィル・ナイトさん。ナイトさんもお金が必要で、大学で会計学を教えていたところでした。
それから2週間ほど、ディビッドソンさんは、アジアから来るお客さんに見せるプレゼンテーションのグラフや、ポスター、チラシ等を作りました。
ある日、ナイトさんから「シューズに使うストライプを考えてくれない?」と頼まれます。動きのあるロゴがほしいとのこと。
デザインをティッシュペーパーの上に描き、それをシューズの上に置いて考えたというディビッドソンさん。最終的に5つのデザインをナイトさんに提出します。あまりいい出来というわけではなかったけれど、スォッシュが一番いいかなと思ったそうです。
ナイトさんたちが選んだのも、そのスォッシュ。「とてもいいってワケじゃないけど、だんだん好きになると思う」と、ナイトさん。
デザイン代がどのくらいするのか見当もつかなかった彼女が、請求した金額は35ドル。現在の貨幣価値で2万円くらいだそうです。
それしかもらわなかったけれど、デザインの世界を学べたし、紹介状ももらえたし、「ロゴ・レディ」として知られるようになったと語ります。
1983年、当時のナイキ社長ボブ・ウッデルさんから電話がありました。フィルさんと一緒にランチはどう?と誘われて行ってみると、社員が勢ぞろいしています。ごちそうが並んでいて、デザートにはスォッシュのチョコレートが。ダイヤモンドが付いたスォッシュ形の金の指輪と会社の株がプレゼントとして手渡されました。
今では、自分のデザインを毎日街で見かける彼女。「なんだか不思議。ちょっと現実じゃないみたい。自分の仕事を誇りには思っているけど、単なるデザインなのよね。フィルとナイキの社員が会社を今のようにしたんだわ。彼らの手腕がなかったら、ただのお絵かきだったのよ」と言っています。
なんか神話みたいですね~。
大学で陸上選手だったナイトさんのコーチが本当にワッフルメーカーを使って靴の底を作ったとか、ナイトさんが自分の車にシューズを積んで、陸上競技会で売り歩いたとか、そんなのも神話みたいだけど。
Before the Swoosh, there was just a runner with $50 and an idea. Phil Knight's memoir SHOE DOG tells the story. pic.twitter.com/37RMGghAI0— Nike (@Nike) 26 April 2016
ナイトさんの回想録も読んでみたい・・・。
ナイキ、好きだけど、これはちょっとやめてほしいっすよね~。ぜーんぜん🔥🔥🔥じゃねーよ・・・。
Nike x JPN Bucket Hats are now BACK IN STOCK 🔥🔥🔥— . (@Foreign_Concept) 18 June 2016
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