2023年1月1日、シアトル・シーホークスのホーム、ルーメン・フィールドで行われたニューヨーク・ジェッツ戦は、6対23でシーホークスが危なげなく勝ちました。最終戦でラムズに勝ち、ライオンズがパッカーズに勝てばプレイオフに進めるという状況です。
この試合は現地観戦できたので、感想文書いてみました。
ゲームデイは朝から盛り上がる
試合開始が1時なので、11時に到着するつもりで出発。会場に近づくにつれ、シーホークスのジャージ姿の人がどんどん増えてきます。緑と青と白の人の波。DKもシャーマンもリンチもいます。んもー嬉しい。期待に胸が弾みます。
前日20ドルだった公共駐車場は試合のため70ドルに跳ね上がってたので、なんとか35ドルを見つけて駐車。あっちこっちの駐車場ではもちろんテイルゲートパーティ開催中。アウトドア用のヒーター燃やして、バーベキューして盛り上がってます。いやー、いいねえ。
会場近くのレストランやカフェも試合前のファンでいっぱい。会場からは大音響の音楽が響き、みんなを迎えています。レッツゴー!
着いたら試合前のウォームアップ中。あ、ピートだ、シュナイダーさんだ!ナマの選手だー!
会場の演出で盛り上がる
この日はワシントン州出身の俳優レイン・ウィルソンが12番の旗を揚げ、歓声が上がりました。人気テレビドラマ「オフィス」に出演した俳優さん。
テレビ中継だとあまり出番がないチアリーダーさんですが、現場では試合前やタイムアウトの際にフィールドに登場して大活躍。まさに試合の華。シーホークスには男性のチアもいて楽しそうに踊ってました。
得点を入れるたびに上がる花火にもどよめきが。
タイムアウトの時は巨大スクリーンに注目。「ダンス行くよ~!」とダンスしてる観客を、「キッズ行くよ~!」と手を振る子どもたちを映し出します。キスカムに映し出されたカップルは大喜びでキスし、高校生の男子2人はとまどい、おじさん2人が大爆笑するのも楽しい。会場みんなで盛大なお祭りを楽しんでる一体感があります。
ジェッツの攻撃の時は、例によって「ブーー!!!」と騒音出しに参加。シーホークスがファーストダウンを取れば、場内アナウンスが「アナザー・・・」観客が「ファーストダウン!」と言う掛け声をかけるのも楽しい。
マスコットのブリッツくんは大きな大砲を押して現れ、プレゼントをたくさん詰めて観客席に向けて発射したり
CBマイケル・ジャクソンがインターセプトに成功したら、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」が流れたりという演出も。
観客全員が楽しめるエンタテイメントショーとして、本当によくできてて飽きさせません。
後ろの席には「ジーノ、来年は35ミリオン!」と叫んでるおじさんがいて、パスインコンプリートだと「31ミリオン!」に変わってました。隣にはジェッツ時代のジーノ・スミスジャージを着た親子連れ、前の女性はアイフォーンで執拗にHCキャロルを撮影していて微笑ましかったです。「お、仲間じゃん」と思いました笑。
試合はシーホークスが圧勝
最初のプレイでRBウォーカーの60ヤードランが出て、すぐタッチダウン。Sディグスのインターセプトがあり、試合はもらったムードで最後まで。
Going back @qdiggs6's way! ➡️
— Seattle Seahawks (@Seahawks) January 1, 2023
📺 FOX pic.twitter.com/HLf55YaJZR
ボールを上げてる笑。「あんなことしないように厳しく言ってるんだけど、(ボールセキュリティのため)ま、しょうがないね、ははは」ってHCキャロルが翌日ラジオで言ってました。ディグスは、ディオン・サンダースの動画を見たらやってたので、やりたくなっちゃったらしいです。
この試合でシーホークスはパス29回(148ヤード)、ラン38回(198ヤード)を試みています。一方ジェッツはパス46回にラン17回。シーホークスのランディフェンスを知っているなら、もっと走ったらよかったのに。こちらとしてはラッキーでした。
WRメトカーフのキャッチが見たかったけど、この日はレシーブ1回3ヤード。ジェッツCBガーデナーに抑えられていたということなんでしょう。
WRロケットは指の手術にもかかわらず、2週欠場してこの試合から復帰。でもLBブルックスがACLを痛めて離脱となりました。
最後の週はぜひ勝利を収め、プレイオフ出場は天に任せよう。良いシーズンだったと思います。いっぱい楽しませてもらいました。
最後に、不調でユニホームも着せてもらえなくなったジェッツQBザック・ウィルソンを励ますジーノを貼っときます。
みんないろいろ大変だけど今年も頑張ろうね❗❗❗
Brotherhood. pic.twitter.com/KwiDdzARxN
— Seattle Seahawks (@Seahawks) January 2, 2023
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