脳震盪(concussion)は怖いよ!
手足の骨が一本や二本折れるのはしょうがないけど、脳震盪だけはいや!
だから子どもにはフットボールやホッケーはさせん!と思っている親御さんも多いはず。
フットボールのヘルメットについての短いビデオを見ました。
フットボールって、アメリカのルーズベルト大統領が大好きだったんだって!
当時は1年に18人も死んでたんだって!フットボールで頭の骨が割れて!(ドヒャー!)
そいでルーズベルトさんが、「おいおい、もっと安全なスポーツにしないと、ボクが楽しめなくなっちゃうよゥ」ってことで、まずはマウスガードなしのヘルメットが考え出されたんだって。
そして1950年代。オットー・グラハム選手の顔に深い切り傷があったことから、監督さんが顔を守るプラスチックのガード付きヘルメットを採用。
そして、それはたちまちに広がって、みんなが使うようになりました。
ところが!ところが、この安全を守るために考えられたガード付きヘルメットが、フットボールをもっと危険なものにしてしまったのです!
ガードが付いてないときは、相手の鼻やあごにぶつからないように、肩からタックルしていたのが、今度は、頭からガンガンあたるようになっちゃった!ヘルメットを武器として使うみたいに。
ヘルメットって、脳震盪を守るためじゃなくって、頭の骨が割れないようにって作られたものなんですよ!もともと!(へぇー!)
骨は割れないかもしれないけど、強く頭を打ったら、脳みそは頭蓋骨の中でものすごい衝撃を受けるんです・・・・。
脳震盪って、90年代から問題視されるようになったけど、実は50年代から始まっているんだ・・・・というビデオです。
ああああ怖い。
フットボールの選手たち、こんなリスクがあるのにプレイしてくれて、ファンとしてはありがたいとしか言いようがない。
でもさ、なんで男の子たちって、こんなぶつかり合ったり、ころがしたり、相手も自分もぐっちゃぐっちゃに痛くなるようなことが好きなの?DNAにそういうのが入ってるのか。
そのおかげでみんながフットボールを楽しめるわけなんだけども。
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