2016/01/21

脳震盪(コンカッション)は怖すぎる!元NFL選手の話


「もし、過去にもどれるなら、フットボールはしてない。野球を選ぶよ」と語った、元ピッツバーグ・スティーラーズの選手のことがニュースになりました。

この人は、元ピッツバーグ・スティーラーズのアントワン・ランドル・エルさん。スーパーボウルのチャンピオンにもなった、ワイド・レシーバーです。

現在36歳のエルさん、階段を昇り降りするのも苦痛で、横向きにならなければ降りられないことも。そして、物忘れが激しいのだそうです。

「妻に何度も何度も同じこと訊いているんだ。で、『それ、さっきも言ったわよ』って言われるのさ。夜に3回訊いても、次の朝には忘れてる。」

「神様に祈ってるんだ、こんな症状を無くして下さいって。長生きして、子どもたちが大きくなるのを見たいし、孫だって見たい」

「フットボールは愛してる。けど、今思うと、野球ならまだプレイできてた」

「今の子どもって、(昔より)大きいし、速いだろ。脳震盪とか脊髄損傷とか、ダメージがひどくなるばかりなのさ。正しいヘルメット、正しいパッドをつけたって、下半身不随になるかもしれないんだよ」

「フットボールは過激で暴力的なスポーツなんだよ。フットボール選手なんて、毎週交通事故に遭ってるようなもんだよ」

・・・・。

コンカッションを含め、フットボールをすることの危険性はよく報道されているけど、こうして生の選手の声を聞くと、さすがに、マジで恐ろしい。

9月にシーズンが始まって、10月にはみんな体がボロボロと言われてるフットボール選手たち。みんながみんな、ランドル・エルさんのようになるわけではないものの、そういう危険性を大いにはらんでいるということです。

毎週毎週ケガ人続出だしな・・・。


野蛮なスポーツなんだよ。けど、すごく魅力あるスポーツなんだよ。チームでやるスポーツの真髄と言ってもいい。


選手のみなさんが故障しないように、毎週祈りながら見ているよ・・・。

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