「ヘイ、ジョニー。今は苦しいだろうけど、オレもそんな時があったよ。がんばれ。キミだって2年後にはここに来てるかもしれないぜ。I love you」.@JennyVrentas on why Von Miller reached out to Johnny Manziel after the #SB50 win https://t.co/Md3oLpQ7sg pic.twitter.com/d8cbcz6j3u— The MMQB (@theMMQB) February 8, 2016
スーパーボウル50でMVPに選ばれたデンバー・ブロンコスのボン・ミラーさんが、試合後のインタビューで、ジョニー・マンジールさんに励ましの言葉をかけました。
ジョニー・マンジールさんは、クリーブランド・ブラウンズのQBですが、様々な問題行動を起こして3月に解雇されるだろうと言われている人です。ミラーさんにとっては、テキサスA&M大学の後輩にあたります。
そのあと、インスタグラムでもジョニーさんを激励。
オレたちが知ってるジョニーにもどって、頑張れ。オレだって2年前にはダメだって言われたんだぜ。2年後には、キミだって同じことができるさ。どんなことがあっても応援してるぞ!
そうしたら、最近の事件以来、沈黙を守っていたマンジールさんがこんな返信を。
チャンピオン。
MVPになって自分がスポットライトの真ん中にいる時に、こんな風に人に手を差し伸べることができるって、ボン・ミラーさん、いい人やん。
マンジールさんのことが気になっていたんだね。友達っていうわけでもないでしょうが、ニュースとか見て、「あー、ジョニー問題起こしてるなー。オレも昔(っつか2年前)はそうだったなー。つらいだろうけど頑張ってほしいなー」って思っていたんでしょう。
2年前、ミラーさんは薬物事件で6試合出場停止になったり、交通違反で捕まったり、膝の靭帯をケガしてそのシーズンを棒にふったりとさんざんなシーズンを送っていました。
そんなサイテーの時期に、ペイトン・マニングさんは毎週テキスト送って励ましてくれたといいます。次の年には、デマーカス・ウェアさんがチームに入って、ミラーさんのお手本となりました。
「デマーカス・・・デマーカスはオレのアイドルなんだよ」とミラーさん。
「デマーカスは、本当にいい時にブロンコスに来てくれたんだ。2年前に比べたら、オレは別人になったよ。2年前にデマーカスがここに来て・・・家族とか友達とかもオレを助けてくれたんだけど、デマーカスが来たことが大きかった」
昔からデマーカスさんのファンだったミラーさんは、デマーカスさんのフットボールに対する姿勢、練習の仕方、プロフェッショナルとしてどんなことをしなければならないかを、目の前で見て、心に刻んだそうです。
「コーチなんかはさ、あれしろとかこれしろとか言うんだけど、生きてる見本がここにいたんだよ。すぐそばにさ。オレ、デマーカスがどんなシューズを履いてるとか、どんなふうに紐を通すんだとか、どんな態度で練習に臨むとか、ケガの時はどうするんだとか、傍で見ながら学んだんだよ」
「オレが苦しい時にデマーカスが来たんだ。だから今ベストな自分になれるような気がする。キュビアック・コーチが言うんだよ。ベストな自分になれってさ。最高の自分になりたいと思う」
と、デマーカスさんへの感謝を語っていたミラーさんですから、MVPになって、「やったー!!」って時に、今まで自分を励ましてくれた人、恩人なんかが、ぞろぞろまぶたに浮かんできたんでしょう。そして、みんなアリガトー!!オレも誰かの力にならなきゃなー!うおー、オレだって頑張れたんだから、おまえもガンバレー!!って思ったんでしょうね。
現在、「世界中がみんなオレの敵」っていう状態のマンジールさん、こんなふうにミラーさんに言ってもらって、嬉しかったと思うよ・・・。
今日の報道では、「マンジールさんの元彼女は殴られて鼓膜が破れた」って言ってたけど・・・。
いつか彼が復帰する日が来るのかな・・・。
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