2017/04/05

みんなに愛されたトニー・ロモさんが引退を決めたのは・・

ダラス・カウボーイズのQBトニー・ロモさんが引退を発表しました。

「えぇーッ、残念。好きだったのに」という声があちこちから聞こえた今日。みんなロモさん好きだったね。カッコよすぎず、なんか親しみやすいお兄ちゃんという感じでした。

2003年にドラフト外でカウボーイズに入団し、3年後には先発QBに。プレイオフ出場5回のうち、勝ったのは2回。というと、あまりいい成績には聞こえませんが、パッサーレイティングは歴代4位。


しかし、最近は鎖骨の骨折、背中の怪我が続き、2年間で5試合にしか出場していません。今月で37歳という年齢を考えると、引退もやむ終えない・・・。

昨シーズンは、プレシーズン試合で背骨を痛め、ルーキーQBダク・プレスコットさんが先発になりました。チームは連勝に連勝を重ね、カウボーイズのファンは盛り上がっておりました。

ロモさん、実は怪我が治った11月半ばに、「先発QBの座に再び挑戦させてほしい」とチーム幹部に願い出ていたそうです。「先発に戻してくれ」ではなくて、あくまでも「争わせてくれ」という意味で。

しかし、チームは連勝中。ファンも首脳陣も、プレスコットに将来のQB像を見だしつつある。プレイオフへ向かう大切な時期に、チームの方針を変えることはできないと、ロモさんに説明しました。

「トニーにはつらかったと思う。トニーを愛する人たち、このチーム、組織にとって、大変な決断だった。しかしチームはダクに一任していたんだ。ダクにもトニーの気持ちは分かっていた。そして感謝していたと思う」

と語るのは、幹部のスティーブン・ジョーンズさん。

これって、あれか・・。ロモさんが「カウボーイズの先発QBはダクだ。僕はバックアップにまわる」と記者会見した、その前の話だね・・・。

新人ダク・プレスコットさんは、プレイオフでもグリーンベイ・パッカーズ相手に十分活躍できることを証明しました。

カウボーイズには自分の場がなくなったロモさん。オーナーのジェリー・ジョーンズさんは、オフシーズンプログラムが始まる4月17日には、ロモさんの去就をはっきりさせたかったそうです。

ヒューストン・テキサンズにトレードの話もあったけれど、それほど熱のこもったオファーではなかった。ブロンコスは、トレバー・シーミアン、パクストン・リンチという若いQBを育てるのが優先だ。そのためにマイク・マッコイというオフェンシブ・コーディネーターを雇った。リーグ全体に、ロモさんを何が何でも欲しいという熱がない。ペイトン・マニングがコルツを去った時とは違う・・・。

そんな冷えた市場の状況も、引退してテレビ実況者への転進を考えさせた理由のひとつかもしれません。

カウボーイズ関係者によると、ここ数年、トレーニングキャンプ初日に現れたロモさんは、ちょっとしまらない体つきだったという報告も。キャンプ中に体をつくればいい、というスケジュールで。

これ、トム・ブレイディとかラッセル・ウィルソンとかならば、オフシーズンにしっかり体を作ってキャンプに臨むという気がします。wwロモさん、そんなところも憎めないんですが、まあいいじゃないか。引退して少しは気をぬいたらいいじゃないの~。

CBSの実況をするそうなので、シーズンが始まったら、毎週ロモさんに会えます。どんな実況してくれるのか、楽しみでもあります。

では、昨シーズン最終戦に登場したロモさんの、選手生活最後となったタッチダウン。この試合、見てました。おお!ロモさんやるう!という素晴らしいドライブでした。


また、こういうお茶目なところも憎めないww


さようなら、ロモさ~ん。ありがとう~。


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