前半を終わって24対0とリードしたこの試合、このまま大差をつけるのかと思いきや、後半はするするとファルコンズにヤードを奪われました。
あのぅ、クォーターバックはマット・ライアンさんが出れなくて、ベテランバックアップのショーブさんって人だったんですけどぉ、460ヤードも投げられてんですよぉ。第4クォーターではオンサイドキックが2度もあり、ひょっとして負ける可能性も?と不安が心をよぎった試合でした。
チームのスタッツを見ると、獲得ヤード数、ファーストダウンで大幅に引けを取っています。ファルコンズがかなり優勢に見えますが、3回のターンオーバーが決め手となりました。
最初のターンオーバーは、第2クォーター中盤、LBマイケル・ケンドリックスによるインターセプト。これを敵陣46ヤードから7プレイでタッチダウンに持ち込んで17対0とし、試合の主導権を握りました。
ハーフタイム直前には、DEクラウニーがサックからファンブル誘発。得点に結びついてはいませんが、前半を圧倒して終わることができました。ファルコンズは51ヤード、53ヤードのフィールドゴールにも失敗し、ここまで良いところなし。
ところが後半開始そうそうタッチダウン、2ポイントコンバージョン、フィールドゴールと反撃を始めたファルコンズ。続くシリーズでもゴール前8ヤードまで攻め込み、追加点のチャンスとなりました。しかし、シーホークスのルーキーSマーキス・ブレアがRBフリーマンのボールをパンチし、LBワグナーがそれを拾い上げてターンオーバーに成功。
ここでもしタッチダウンを許していたら、13分を残して1ポゼッション差。流れはすっかりファルコンズでしたから、逆転の可能性も大いにありました。Sブレアはこの試合最多タックルの11を記録。ガンガンぶつかって、以前のシーホークスディフェンスを思い出させるような奮闘ぶり。これからどんどん伸びて欲しい選手です。
後半だけを見るとファルコンズ20点に対しシーホークスは3点。すっかり相手のペースでした。前半の貯金がなかったら、前半のフィールドゴールが決まっていたら、と考えると恐ろしいですが、まあ、勝ったからいいですかね。
この試合のハイライトは、WRタイラー・ロケットのギリギリキャッチ。ディフェンスがぴったりくっついているこの状態でよく取るな!投げる方も投げる方だな!というのが何回かありました。
Tyler Lockett wasn't even a little bit open on this play. What an absurd throw by Russell Wilson and incredible catch by Lockett. pic.twitter.com/0CrmFCrNVc— Joe Fann (@Joe_Fann) October 28, 2019
試合序盤では、WRムーアが3度もターゲットにされてたのにキャッチしそこねていたので、思わずカッとなっていましたよ、私は。手が届く球は、なんでも取れや!って。ハァハァ。(鼻息)😠😠😠
そんな中、取れないような球をと取るWRロケット。すごい・・・。小柄な体格、かわいらしい野球少年みたいな顔のせいで、「脅威のレシーバー」と見られることは少ないと思うんですが、ここで改めて彼の力を評価したい。チームが誇るナンバーワンレシーバーです。
この試合では頼りになるセンター、ジャスティン・ブリットさんがアキレス腱を故障しIR(故障者リスト)となりました。オフェンシブラインは故障者が多く、大変心配です。バックアップの選手たちに力をつけてもらいたいと思います。
後半戦はかなり厳しいスケジュールですが、例年ですとシーズン後半に調子を上げるチームなので、なんとかプレイオフには行ってくれるのではないかと楽観視しています。
次はホームでタンパペイ・バッカニアーズ戦。また接戦になるような気がしていますが、なんとか勝利をもぎ取り、その次の49ers戦につなげてほしいです。がんばれーーーーー!!
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