QBウィルソンは今シーズン初めてのインターセプトを記録し、それがなんとピック6に。望みを賭けた最後のドライブでは、期待のルーキーWRメトカーフがまさかのファンブル。拾われた球をゴールラインまで持ち込まれ、またもや失点。レイブンズディフェンス陣があげた得点が合計14点。これでは、いくらなんでも勝てません。
シーホークスのオフェンスはランがなかなか出ず、QBウィルソンのパスに頼っていたのですが、成功率は49パーセントと低めでした。リーグ内で最もブリッツが多いというレイブンズのプレッシャーが強かったのかもしれません。レシーバーが、ディフェンスに競り負けていたような印象もあります。RGフルーカー、LTブラウンに欠場も響いていたに違いありません。
この試合、シーホークスのベストプレイはこれでしょうか。タッチダウンとなるボールをWRブラウンがドロップし、「ふざけんじゃねー!」と思わずテレビに怒鳴った直後、WRロケットが見せてくれた救いのスーパープレイ。
.@DangeRussWilson and @TDLockett12 in motion?— Seattle Seahawks (@Seahawks) October 20, 2019
Pure MAGIC. ✨
Q2: SEA 7, BAL 3 pic.twitter.com/fj9YmNIOFy
タイラー・ロケットくん、もうほんとに頼りになる😭😭😭
QBウィルソンのインターセプトが出たのが第2クォーター残り5分。ラムズからレイブンズに移籍直後のCBピーターズにピックされたわけですが、その一瞬、世界が絶句しました。え?これは何かな?パスを相手に取られるってどゆこと?最後に見たのはいつだっけ?スーパーボウルでのゴールラインかな?
そんなミスをしながらも前半を終わってのスコアは13対13。試合は均衡を保っておりました。
第3クォーター、シーホークスが53ヤードフィールドゴールを失敗したのが転機だったかもしれません。激しい雨の中、53ヤードを蹴らせたこの決断。この時点で点数は同点。うーん、どうなんでしょう・・・。
フィールド中央から攻め込んだレイブンズは、ゴール前8ヤードで4th and 2となり、フィールドゴールユニットがすみやかに登場。すると、レイブンズQBラマー・ジャクソンがこの判断に激怒しました。サイドラインに陣取っていたシーホークス番の記者さんの話によれば、ラマーくんはHCハーボーに大声で怒鳴りながら、プレイコールが書いてあるリストバンドをスタンドに向けて放り投げたとのこと。
マイクォーターバックのただならぬ形相に、コーチはあわててタイムアウトをコール。リストバンドは警備員さんが届けてくれたそうですが、「ん、なに?ラマーったらフォースダウン挑戦してみたいの?そうか分かった。じゃ、やらせたげるね」と作戦変更。
それをQBラマー・ジャクソンが見事に8ヤード駆け抜け、タッチダウン大成功。このプレイが勝負を分けました。ハーボーさんなんか、ベンチに戻ってきたラマーくんの耳元に口を寄せて、アイ・ラブ・ユーしてたのがカメラに抜かれてましたよね。ったくもう、いちゃいちゃするのは他でやってほしいもんだぜ、ぷんぷん。
ラマーくんはこの試合、走りに走ってラン116ヤードを記録。速い、素早い、タックルできない、その動きにシーホークスディフェンス陣は完敗でした。DEクラウニーさんなんか、「オレ、マイケル・ビックとやるのが夢だったもん」とか言っちゃって、ご満悦のよう。いや、それはいいからサックしてほしかった・・・。
さて、この試合ではシーホークスで9年間活躍し、レイブンズにフリーエージェントで移籍したFSアール・トーマスが帰還しました。試合後はかつてのチームメイトと抱擁を交わし、QBウィルソンとはジャージを交換していました。
しかしシーホークス最後の試合で、退場するカートの上から中指を突き立てたHCピート・キャロルとはお互い無視を装っていました。ふふふふふ。まあ、そのうち仲直りはするんじゃないかな・・・。
Earl Thomas shows love to his former Seahawks teammates... while he and Pete Carroll walk right past each other 😶— Bleacher Report (@BleacherReport) October 20, 2019
(via @NFLonFOX)pic.twitter.com/rdyR0tZcjK
ということで、シーホークスは5勝2敗となりました。悪くはないと思います。NFC西の争いがこれからどうなるのか。パスラッシャーの成績が伸びないのでなんとかしてほしいなぁ。サックとかビシバシ決めてほしいわぁ。
次の試合の相手は、連敗の続くファルコンズ。一体どうしてこんなに低迷しているのか、私は訳が分かりません。しかしシーホークスも落とせない一戦。気を抜かずにぶつかってほしいです。レッツゴー!
NHK-BSの録画を、やっと今日見ました(遅)
返信削除ワタシのようにシーホークスもレイブンズも、どちらもそんなにファンじゃない(失礼!)者からすると、なかなかにおもしろい試合展開でした(笑)
ただ、どちらのチームもディフェンスはすごく良かったんじゃないか、という気がしてます。
レイブンズのディフェンスは言わずもがな、ですが、シーホースのディフェンスも、非常に力強く、特にボビー・ワグナーは目立たないけど、いい仕事をしていたように思えます。
それにしても、おっしゃる通り、タイラー・ロケットは本当にいいプレイヤーですネ。
こういう、きっちりと自分の仕事をする人がフロントにいる、というのは、いろいろな意味でチームに安定感と安心感をもたらすのだと思います。
ワタシの応援しているファルコンズ、チャージャーズともにグダグダの成績で、もうワタシの2019年シーズンは終わりを告げました(笑)
あとは、ペイトリオッツの連覇を、誰が阻止してくれるか、それだけです(笑)
他チームのファンの方にボビーとタイラーを褒めてもらうのは本当に嬉しいです。ありがとうございます!
削除ファルコンズは今年まだ試合を見ていないですけど、一体どうしてしまったんでしょうか。
私は、プレイオフではコルツあたりがペイトリオッツを阻止してほしいと思っています。