2019/01/05

アーロン・ロジャースとHCマッカーシーの確執をTEルイスが語るの巻

今年の成績は6勝9敗1引き分け。2年連続でプレイオフ進出を逃したグリーンベイ・パッカーズは、12月初めに17対20でアリゾナ・カーディナルスに負けた後、12年間ヘッドコーチを務めたマイク・マッカーシーさんを解雇しました。

プレイコールに不満を持つQBアーロン・ロジャーズとコーチの確執は、これまでにも何度か報道されていました。マッカーシー解任直後、アシスタントコーチがQBロジャースのリーダーとしての資質に疑問を投げかけるツイートをすると、この人も直ちに解雇。内部の混乱をうかがわせるようなシーズンでした。

そんなおり、パッカーズのTEマーセデス・ルイスさんが試合中の様子を語っていました。ルイスさんはジャクソンビル・ジャガーズで12年間プレイした後、今シーズンはパッカーズと1年契約。シーズン後はフリーエージェントとなる予定の選手です。



「ロッカールームは今までと少し違ってた。ジャガーズでは、不満があれば誰でも口に出して話し合うんだけどね。パッカーズの不和は上から来ていた。ロジャーズにはロジャーズのやり方があったし、コーチはコーチでやりたいことがあった。

それを初めて見たのはハドルで。マッカーシーのコールが来ると、アーロンが「ダメだ」って言うんだ。「デバンテはこうしろ、マーセデスはあれをやれ、ラインマンはこう」って指示を出すんだ。それで4ミニッツオフェンスさ。40ヤードのでっかいパスをコンプリートしちゃうんだよ。とんでもないだろ。こんなの見たことないよ」

去年パッカーズに在籍した元TEマーテラス・ベネットさんは、パッカーズはタイトエンドのキャッチが少ない戦略を取っていると説明した後、

「アーロンは外側にボールを投げるのが好きだろ。フィールドの真ん中じゃなくて。19ヤードとか25ヤードパスで逆転!とか、見せびらかしちゃってさ。ははは」

なんて笑っていました。パスを出す方向を見ずに狙ったところにぴったりボールを出す、ポケット内でどんな角度でも、どんな状態でも自由自在にパスをあやつる。どのくらい大きい手をしてるのか分からないけど、とにかくすごい。と、アーロン・ロジャースを褒めてもいました。

まー、アーロン・ロジャースくらいになると大変ですよね。どっちが悪いとかじゃなくて選手もコーチも大変だろうなあ。ロジャースのほうが横柄なのは間違いないと思うけど。

ということでパッカーズの新ヘッドコーチは誰になるのか興味しんしんです。アーロン・ロジャースを指導する人ですよ。そんな人いるんかい。パッカーズってオーナーいないし、社長とかGMとか替えは利くだろうし、結局この人が一番偉いような気がしません?

2 件のコメント:

  1. あはは。わろた。GBは体育会系社風だと。
    はいはい、こうゆう人知ってます。芸術家肌天才、気難しい、すぐ傷つく。なんでも自分でできちゃうからリーダーには向きません。いっそロジャースにプレイコールさせたら苦労もわかっていいかもね。

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    1. 新コーチが決まりましたが、どんなふうになるのやら。

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