ま、勝ったからいいですかね。しかしなんでしょう、どのチームとやっても結構きわどい試合になってしまうんですよね。スリルがあると言えばある。呆れると言えば呆れる。これで先週負けていたら、盛り上がれずにプレイオフに行くところでした。
オフェンシブラインのJD・フルーカー及びJR・スィージー選手が怪我で欠場していたせいで、パスプロテクションがかなり手薄になりました。サックが6回。今年の第1、2週そして昨シーズンをちょっと思い出しました。そうだった、Oラインがまずいとこんなになるんだった・・・って。
最初のドライブでインターセプトもあったし。2回もパントブロックされたし。頼りのWRボールドウィンさんが連続でドロップしたし。5回連続で3凡退したし。(ああ・・見たことあるわこんなの・・・)負けてもおかしくなかった試合です。
カーディナルスのルーキーQBローゼンくんが良くなかったので助けられました。けっこうパスを外してましたが、え、もっとできるハズじゃあないんですか?負けが込んだシーズンで自信をなくしてるのかもしれません。成長させてくれるコーチに出会えればいいんですが。ルーキー、がんばれ。
RBクリス・カーソン、シーズン最長61ヤードランが出ました。「そんなに走れると思ってなかった。スピードがあるわけじゃないから」なんて謙虚なことを語るこの人、今シーズンの記録は1151ヤードです。立派。シーホークスのランニングバックとして年間1000ヤード以上を記録したのは、2014年シーズンのマーショーン・リンチ以来。
タックルを振り切り、1ヤードでも前に進もうとする彼の走りからは、固い意思がひしひしと伝わります。真摯な姿勢に頭が下がる。正座して握りこぶしを膝にして見ておりますよ。
ドラフト7巡の2年目。ルーキーだった去年は第4週で足首を怪我してIRへ。体重を増やしてトレーニングキャンプに戻り、その成長にキャロルコーチが驚いていました。シーズンオフにどんだけ鍛錬したんでしょうか。プロ入り最高のシーズンとなって、本当に良かったです。
WRタイラー・ロケットくんもプロ入り最高の年となりました。965ヤード、10タッチダウン。1000ヤード未満か、たいしたことない・・と思ったあなた、ターゲット数に注目してみてくださいな。
フリオ・ジョーンズさんを始め、上位のレシーバーはみんな150回くらいターゲットにされてる中で、ロケットくんなんかたったの70回ですよ。平均16.9ヤード獲得。シーホークスなんかパスの回数がリーグいち少ないチームなんですよ。でもコスパ最高じゃないですか!
ウィルソン→ロケットの長いやつ、今シーズンは何回も見させてもらいました。プレイオフでももっと見せてくれるといいな。
Tyler Lockett was... pretty open on this TD.#AZvsSEA pic.twitter.com/fcuBft1iX4— FOX Sports: NFL (@NFLonFOX) December 30, 2018
ディフェンスは、LBボビー・ワグナーがシーズンを通して安定の大黒柱としてチームを牽引しました。DEフランク・クラーク、DTジャレン・リードは2人で24.5サックを記録。ドラフト外ルーキーのDTプーナ・フォードくんも活躍中。ルーキーCBトレ・フラワーくんもいい感じ。若い選手が伸びていくのを見るのは、本当にいいもんです。
また、この試合ではターンオーバーがプラス1(インターセプト-1、ファンブル+2)でしたが、シーズンを通してはプラス15で、2013年以来のリーグ1位とのこと。🎉🎉🎉
というわけで、いよいよプレイオフへ突入です。土曜日の2試合目、対ダラス・カウボーイズ戦は勝てるんじゃないでしょうか?何が起こるか分からないNFLなので気は抜けませんが、3回くらい勝ってほしーーー!
レッツゴーーーーー!
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