2017/09/28

NFLオーナーになりたかったD・トランプ

なんだかんだとNFLにいちゃもんつける、どっかの国の偉い人ぶりっこドナルド・トランプ。ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナー、ロバート・クラフトさんにスーパーボウル51の優勝リングをもらったとか、そんなニュースもありましたが、それ以前にも、NFLに関する話題を提供してきました。

まずは2014年。バッファロー・ビルズを買収しようと試み、競い負け。新オーナー、ペグロ氏の発表記者会見中に、ツイートで怒りを爆発させた某DP。

バッファロー・ビルズにバカバカしい金は払えないが、私だったら勝者のチームが作れたはずだ。それはもう実現しないが」

バッファローの住民はテリー・ペグラがチームを買い取って喜んでいるに違いない。ビルズで彼がセイバーズよりいい仕事をすることを祈る。グッドラック!」

新オーナーのペグラ氏は、バッファロー・セイバーズというNHL(ナショナルホッケーリーグ)チームのオーナーでもあります。成績のぱっとしないセイバーズを持ち出して、無理やり当てつけ。

NFLの試合は全くつまらない。実際、ビルズを買わなくてよかった。つまらん試合、多すぎるフラッグ、軟弱すぎる!」

恨み節を言い放題。テレビで新オーナーの顔を見てチクショーと思ったんですかね。こんなことを公に言って、ちっとも恥ずかしいとは思わない。それがDP。

それ以後、定期的にNFLを非難してきました。あくびの出る試合、審判が反則を取りすぎる、こんなものは見ちゃいられない、その他いろいろ。


ボストングローブ紙によれば、1988年にニューイングランド・ペイトリオッツの買収を検討後、104億円の債務がついてくるため見送ったというDP。現在、ペイトリオッツの価値は約3000億円。

1984年にはダラス・カウボーイズを買う機会がありましたが、それもパスしていました。

「カウボーイズなんかを買うヤツがかわいそうだよ。どっちに転んでも成功とは呼べないじゃないか。カウボーイズが勝てば成功かもしれないが、それは長年やってきてることだ。多分失敗するだろう、問題があるからな。世界中に負け犬として知れ渡るんだよ」


当時50億円で買えたダラス・カウボーイズ。現在の資産価値は約4800億円。

その昔、アメリカには1983年から3シーズン開催されたUSFL(ユナイテッドステーツフットボールリーグ)というものがあったそうです。そこではチームのオーナーになったDP。

春夏リーグを秋冬リーグに変更。NFLを独占禁止法で訴え、NFLとの合併を試みますが(イエーィ、ボクちゃんもNFLのオーナーだァ!)あえなく失敗。USFLは解散に追い込まれる――ということもありました。

そしてそのまた昔、1981年には当時ボルチモアを拠点としていたコルツの買収を試みたが却下されたとの報道もあります。

ふう・・・。もうええやん・・・。ほっとけよ、NFLはよ。

しかしこの人はまだまだ言い続けるでしょうね。だって今までずーーーーっと言ってるもん。恨みを墓場まで持っていくんやね。

今のままだと、NFLは地獄に堕ちるんだって。へぇーーーーーー。


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