2021/10/28

【第7週】ガラガラと壁が崩れるように3連敗 セインツ@シーホークス

早くも第7週となった10月25日マンデーナイト、シアトル・シーホークスはホームでニューオーリンズ・セインツと対戦し、10対13で惜敗を喫しました。これで2勝5敗。困ったぞ。

QBウィルソンなしでは勝てないチームなのでしょうか?チームが抱えていた様々なほころびを、ウィルソンが取り繕っていただけなのか?メッキを剥がしたら、実は下位をウロウロするチームだったのか・・・。

先週のスティーラーズ戦に続き、またもや3点差の敗戦。勝てたかもしれないけど、しかしこの3点が、やはり力の差なんでしょう。んもー、ガッカリ。はァーーー。

シーホークスの攻撃で始まった試合は、まず、ラン・ラン・ラン。3rd and 1 を更新できずパントとなりました。いきなり来たよ、しつこいランが。QBジーノに投げさせないつもりらしい。明らかにヘッドコーチのさしがねです。

2度めの攻撃では、まずランを出してノーゲインの後、この試合初めてのパスが、タッチダウンとなりました。

競り勝ったDK!キャッチ後のゲインができる選手なんだから、とりあえずぶん投げろ!ジーノもいい気分になって自信つけろ!思わず立ち上がって拍手喝采の場面!!!

しかし、よかったのはこれだけ。この後の攻撃は、走っては止められ、走っては止められ、また走ってはまた止められ、QBジノ・スミスはパスを出せずにサックされ、パスを出しても55パーセントの成功率。得点できる気が、まるっっきりしません。

セインツのQBウィンストンもパスはいまいち。ディフェンスの選手はアンスポーツマンライクコンダクトを連発して、こちらとしてはラッキーな面も多くありました。CBラティモアとやりあっていたWRメトカーフ、一度もアンスポ取られなかったです。

7対10とリードされて後半に入り、第3クォーターでは44ヤードフィールドゴールに失敗して同点ならず。

その後、ゴール前28ヤードのファンブルリカバーから50ヤードフィールドゴールで同点に。

第4クォーター中盤には、敵陣23ヤードまで攻め込み、逆転のチャンスが訪れました。しかし、3rd and 11からQBジノ・スミスがサックをくらいマイナス11ヤード。53ヤードのフィールドゴールはもちろん失敗。

次のドライブでセインツがフィールドゴールを決め、これが決勝点となりました。

試合時間残り1分56秒、タイムアウト1回で攻撃は廻ってきたのですが、何にもできずに撃沈です。それもそうでしょう。ラン主体で攻めてて、2ミニッツ切ったからって「ジーノ、パスでお願い」と手を合わせても、リズムもできてないし無理。そんな虫のいいお願いを叶えてくれるのはウィルソンだけなんです。

この試合、WRメトカーフがボールに触ったのは2回、WRロケットも2回。一方、RBコリンズ16回、RBペニーが6回。オフェンスの一番の武器はメトカーフではないのか?なんで2番手RBに試合を任せるようなプレーコールになるのか。いくらヘッドコーチの信念といってもな。

そういえばオフェンシブラインも改善されてない。ここ数年同じじゃん。ドラフトもずっとハズレが多い。ドラフト指名権もトレードで失くしちゃった。なんで補強ができないのかな。停滞しかできないなら、いっそ全て変えみることが必要なのかも。と、いろんなことが頭をよぎります。

負けが込むと、悪い面しか見れなくなってほんと困るわ。

試合後の記者会見では、「ウィルソンがいなかったら、こんなに長くコーチはしていなかった」とHCピート・キャロルさんが語っていました。

とはいえ、ウィルソンはしばらく帰ってこないし、このチームでやっていくしかない。ジーノだって、こんな調子では来年の就職先にも困ると思うので、もっと頑張ってくれるでしょう。ディフェンスもRBカマラを止めることはできませんでしたが、13点に抑えました。ひょっとして改善されているのかもしれません。

(カマラすごかったですね。シェードがついたヘルメット、カッコよかったです。)

ということで次戦はホームでジャクソンビル・ジャガーズ戦。負けるかもしれないし勝つかもしれない。スプレッドを見たらシーホークスの-3.5(3.5点差で勝つという予想)だったので、これは全くの互角と同じ。

負けるわけにはいきません。どんな戦いとなるのか。この試合もまた、勝利を目指して応援を続けていきましょうぞ。レッツゴー!

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